つややかな表面に、ギザギザの縁のある丸い生地を二つ合わせ、間にクリームなどを挟んだマカロン。最近よくみかける色とりどりで華やかものは、マカロン・パリジャンまたはパリジェンヌという、パリ風のものです。フランスでマカロンが作られるようになったのは、16世紀以降のこと。イタリアの貴族の娘が、嫁いできた時に持ち込んだのがきっかけで、その起源は、北イタリアのマッケローネと呼ばれる焼き菓子だという説があります。また、フランス・ロレーヌ地方の修道院が発祥、といった説もあるそうです。マカロンは、アーモンドの粉と、卵白、砂糖がベースですが、加える材料の違いや分量、手順、焼き方により、地方ごとに特徴のあるマカロンが存在します。表面がひび割れていたり、焼き色が強いもの、カリカリと香ばしいもの、さっくりと軽いもの、ねっちりとしてやわらかいものなど、見た目も味も様々です。例えばフランスでは、パリ風の他に、ロレーヌ地方のマカロン・ド・ナンシーやボルドー地方のマカロン・ド・サンテミリオンなどがあります。もちろんイタリアでも、アンズの核のリキュールを使ったアマレッティなど、地方色豊かなマカロンが、多数作られています。
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